※配慮事項は必ずやらないといけないものではなく、産業保健職が推奨するものであり、必須の事項ではありません。
総括管理
社内ルールの新規作成や本人の選択権の確保などにより両立支援を行いやすくする配慮です。
-
余裕のある(自分のペースで活動できる)スケジュール
-
遠隔地の出張や単身赴任への対応
-
特定の症状に対する対処
-
職場メンバーでの会食への見合わせ
-
日勤業務・交代勤務の制限
-
外見(容姿)への気遣い
-
通勤手段の裁量度アップ
-
フレックス制度の活用
-
在宅勤務制度の活用
-
勤務時間・勤務間隔の裁量度アップ
-
交代要員・支援員の配置
-
内容物の表示
-
かかりつけ医(緊急連絡先)の確保
作業環境管理
働く環境や福利厚生施設の新規増設や改修などの作業環境を工夫することで両立支援を行いやすくする配慮です。
-
就業時間中の食事や水分の摂取環境の整備
-
暑熱・寒冷環境への対応
-
プライベートエリアの確保
-
屋外作業の回避
-
オストメイトトイレの活用
-
ディスプレイの工夫
-
トイレにアクセスしやすい職場への配置
-
転倒転落防止
作業管理
作業の仕方や保護具の利用方法、作業による身体への負荷などを見直すことで両立支援を行いやすくする配慮です。
-
連続作業時間の制限・休憩場所や機会の確保
-
暑さ・寒さ対策のための衣類・手袋等
-
痛みケアのための作業着
-
立位作業の制限・座位作業の励行
-
複数名での作業
-
重量物取り扱い・より身体的負担の少ない作業への転換
-
症状が軽くなる作業姿勢
-
腕に負担のかからない業務を与える
-
高所作業の回避
-
遮光ツールの利用
-
習熟作業への配置
-
聴覚を要しない業務への配置
-
聴覚障害(片側/両側)への留意
-
運転業務の禁止
健康管理
作業者自身の体調に合わせた支援を行うことで両立支援を行いやすくする配慮です。